カルチェ・ラタンは燃えているか？

「カルチェ・ラタンは燃えているか？」

そう問うたのは、ドレフュス事件を告発した文豪ゾラ。

「カルチェ・ラタンは燃えているか？」
(学生たちは正義に燃えているか？と)

カルチェ・ラタンは、パリの有名な学生街。
デモ、投石、暴動、五月革命で名を馳せた街。

その街が再び燃えている。

「フランス全土で３０日、イスラエル軍によるガザ地区空爆に抗議する数千人規模のデモ行進が行われた。
ガザ攻撃が５日目に入り、３８０人以上の死者が確認される中、パリでは約３５００人が参加して、モンパルナス広場から国民議会議事堂まで行進した。
抗議デモはパリ以外にも広がり、ニース、マルセイユ、ナント、ブレスト、ストラスブールなどで３００人から１０００人規模でデモ行進が行われた。」

怒りは善悪に通じるもの。
善なる怒りは義憤です。
義憤は生涯持ち続けなければならないと思う。

学生から熱と正義が無くなったら、その国は終わりだと思う。

ただ、気になったのが、フランスで即座に報道規制が布かれたこと。
双方の支持者があるのは当然で、意見の分かれるのはある意味健全なことだけど…。
こんなにも早く完璧に報道規制されるのはちょっと…。
フランス大丈夫か？という気がするなあ。

ふと、振り返ってみてみると、日本の学生は燃えているのだろうか？
ちょっとみ無関心なような風な気がする。

でも、ちょっと待てよ。
日本では派遣村があったよね。
あれも義憤の１つの表れだと思う。

愛を説く国に生まれ育ったパリッ子がデモなら、
千年以上も前から慈悲の教えが広まった、
日本で生まれ育った日本の学生が派遣村を立ち上げた。

日本の学生も捨てたもんじゃないねって思った。


生まれ来る子供たちのために 竹善

タグ：カルチェ・ラタン ガザ 生まれ来る子供たちのために

コメント 8

明けましておめでとうございます☆
こちらも遅れましてごめんなさい。
こちらこそ今年もよろしくお願いします（●＾o＾●）

記事のコメントが出来なくごめんなさい。
by qoo2qoo (2009-01-06 22:10) 

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。。　そう！私も派遣村の件は感動しました。そんな事を考える優しさと行動力を持っているんだと・・・＾＾　少しはいい国になっていくかもしれませんね＾＾ｖ
by エリザベート (2009-01-06 22:52) 

チロさん，強くなりましたね！可愛いワンちゃんかと思っていましたが，実はドーベルマンでしたか～
by 笑いの使者 (2009-01-07 03:22) 

今年もよろしくお願いします。
生まれ来る子供たちのために♪を聴くと、いろいろ考えてしまいます。
by こはる (2009-01-11 08:34) 

qoo2qoo さん、こんばんは。
コメントもらえただけでうれしいです。
これからもよろしくね～。(^-^)
by チロ (2009-01-12 21:03) 

エリザベート さん、こんばんは。
派遣村を考えて立ち上げた人たちって
すごいと思います。
それに比べて政府の方は…。
by チロ (2009-01-12 21:05) 

笑いの使者 さん、こんばんは。
地が出ちゃって…。
某コミュニティでは「U・ェ・U」で
参加してるんですが…。＾＾；
by チロ (2009-01-12 21:10) 

こはる さん、こんばんは。
感動するとともに考えさせられる歌ですね。
小田和正さんの歌もいいけど、
竹善さんの方が力強くて好きです。(^-^)
by チロ (2009-01-12 21:17)